ENGINEERING WORK
PFI事業

PFIとは

01 「PFI(Private Finance Initiative:プライベート・ファイナンス・イニシアティブ)」とは、公共施設等の建設、維持管理、運営等を民間の資金、
           経営能力及び技術的能力を活用して行う新しい手法です。

02  民間の資金、経営能力、技術的能力を活用することにより、国や地方公共団体等が直接実施するよりも効率的かつ効果的に公共サービスを
    提供できる事業について、PFI手法で実施します。

03  PFIの導入により、国や地方公共団体の事業コストの削減、より質の高い公共サービスの提供を目指します。

04  我が国では、「民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律」(PFI法)が平成11年7月に制定され、
           平成12年3月にPFIの理念とその実現のための方法を示す「基本方針」が、民間資金等活用事業推進委員会(PFI推進委員会)の議を経て、
           内閣総理大臣によって策定され、PFI事業の枠組みが設けられました。

05  英国など海外では、既にPFI方式による公共サービスの提供が実施されており、有料橋、鉄道、病院、学校などの公共施設等の整備等、
          再開発などの分野で成果を収めています。

≪参画しているPFI事業について≫

1.貝塚市営住宅の有効活用による官民連携事業とは

貝塚市では、築50年超の約500戸の老朽化した木造市営住宅の維持・管理を行っており、南海トラフ地震の発生が今後30年間で60%から70%の確率で発生するといわれる中、過去の震災を見ても新耐震基準前の木造住宅の倒壊率が高いことから、市営住宅の維持・管理面から早急な対策が必要とされる中、貝塚市ではこれらの木造市営住宅を廃止し、それに代わる措置として民間住宅資産の活用を図るとともに、周辺地域を含む街の再生を図るため、官民連携事業を実施しています。

2.貝塚市×貝塚まちづくりパートナーズ

この事業は、民間住宅を市営住宅として活用し、市営住宅からの転居を支援、木造住宅の解体・撤去、事業によって生まれる余剰地を事業用定期借地権などによって活用、既存RC市営住宅の改修・維持管理の4事業で構成する。対象は、橋本住宅、久保住宅、半田住宅、脇浜住宅、近義川住宅、三ツ松住宅、第2橋本住宅の木造住宅と、脇浜住宅のRC造住宅。

3.神前建設株式会社の役割

神前建設は、このPFI事業を推進する(株)貝塚まちづくりパートナーズの構成企業の一員として、上記業務の運営に携わり、貝塚市の新しいまちづくりの一端を担っています。担当する工事は、既存住宅の解体工事・インフラ整備工事(上水道・下水道)・耐震補強工事等と多岐にわたっており、貝塚市の発展に寄与するよう努めています。

     

解体撤去の実績

平成30年度          平成31年度/令和元年度    令和2年度

橋本団地     3件    半田団地    3件     脇浜地区     13件

脇浜団地     1件      合計    3件     半田地区      3件

三ツ松団地    8件                     合計     16件

第2橋本団地   7件

    合計   19件

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